愛犬のフードアレルギー、もしかして?セルフチェックと対処法
健康管理

愛犬のフードアレルギー、もしかして?セルフチェックと対処法

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✍️ 編集部
#アレルギー#フード選び#皮膚

「皮膚がかゆそう」「耳をしきりに掻いている」「軟便が続く」……そんなサインが続いているなら、もしかしたらフードアレルギーが原因かもしれません。この記事では、フードアレルギーのサインの確認方法から、対処法・フード選びまでわかりやすく解説します。


フードアレルギーってどんな状態?

食物アレルギーとは、特定の食べ物(原因食材=アレルゲン)に対して免疫が過剰に反応し、体にさまざまな症状を引き起こす状態です。環境アレルギー(花粉・ハウスダストなど)とは異なり、食事を変えることで症状が変わる可能性があります。


こんな症状があったら要チェック!

皮膚・被毛のサイン

  • 顔・耳・足先・お腹をよく掻く
  • 皮膚が赤い・湿疹がある
  • 耳が赤く炎症を起こしやすい(外耳炎が繰り返す)
  • 被毛がパサつく・抜け毛が多い

消化器のサイン

  • 軟便や下痢が続く
  • 嘔吐が繰り返される
  • ガスが多い・お腹が鳴る

全身のサイン

  • かゆみが季節を問わず年中続く(季節性アレルギーとの違い)
  • 特定のフードを食べた後に症状が悪化する
⚠️

3つ以上当てはまる場合は、獣医師に相談することをおすすめします。


犬の食物アレルギーで多い原因食材

意外かもしれませんが、犬のアレルギー原因で多いのは「穀物」よりも「肉・乳製品」です。

順位(多い順)アレルゲン(原因食材)
1位ビーフ(牛肉)
2位乳製品
3位チキン(鶏肉)
4位小麦
5位

(出典:Picco et al. 2006, Journal of Small Animal Practice に基づく)

これらは多くのドッグフードに使われている一般的な食材です。「ずっと同じフードを食べていたのに急にアレルギーになった」というケースも珍しくありません。


皮膚のかゆみに悩む犬皮膚のかゆみに悩む犬

自己判断は危険!まずは獣医師へ

アレルギーに似た症状でも、以下の原因の場合もあります。

  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • アトピー性皮膚炎(環境アレルゲンによるもの)
  • 接触性皮膚炎
  • 感染症(細菌・真菌・マラセチアなど)

まず獣医師による診察・検査を受けましょう。


アレルギー検査の種類

検査方法特徴
除去食トライアル(最も確実)アレルゲンが含まれない特殊なフードを8〜12週間与えて反応を観察する
血液検査(IgE検査)特定のアレルゲンへの抗体量を測定。参考情報として活用
皮膚生検重篤な皮膚症状がある場合に行うことも

アレルギー検査を受ける犬アレルギー検査を受ける犬

除去食トライアルとは?

基本的な流れ

  1. 除去食フードを選ぶ(今まで食べたことのない食材か加水分解タンパクを使用)
  2. 8〜12週間続ける(おやつ・サプリ・薬のフレーバーにも注意)
  3. 症状を観察する(症状の変化があれば食物アレルギーの可能性が高い)
  4. 原因食材の特定(疑われる食材を一つずつ再投与して反応を確認)
⚠️

除去食トライアルは自己流で行うと不完全になりやすいです。必ず獣医師の指導のもとで行いましょう。


アレルギー対応フードの種類

加水分解タンパクフード

タンパク質を非常に細かく分解して、免疫が反応しにくい大きさにした特殊なフード。獣医師処方の療法食として使われることが多いです。

ノベルプロテイン(新規タンパク)フード

今まで食べたことのない新しいタンパク源を使ったフード。ベニソン(鹿肉)・カンガルー・馬肉・カモ(ダック)・ウサギなどが使われます。


アレルギー対応フードを食べる犬アレルギー対応フードを食べる犬

まとめ:フードアレルギー対応のステップ

セルフチェックで症状を確認したら、自己判断せず獣医師に相談。除去食トライアルを実施して原因食材が特定できたら、それを含まないフードに1〜2週間かけて切り替えましょう。

愛犬の皮膚や消化の悩みが食事で変わるとしたら、諦めずに原因を探してみましょう。かかりつけの獣医師と一緒に取り組むことで、愛犬に合った対応策が見つかります。

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