シニア犬のドッグフードの選び方|7歳からの食事で健康長寿をサポート
健康管理

シニア犬のドッグフードの選び方|7歳からの食事で健康長寿をサポート

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✍️ 編集部
#シニア#フード選び#健康管理

愛犬が7歳を迎えたころ、「そろそろシニア用フードに変えた方がいいのかな?」と迷う飼い主さんは多いのではないでしょうか。シニア期は体の変化が大きく、食事が健康に与える影響もより大きくなります。この記事では、シニア犬の体の変化や必要な栄養素、フードの選び方をわかりやすく解説します。


シニア犬ってどこから?年齢の目安

「シニア」の定義は犬の体格によって異なります。

体格シニア期の始まり
小型犬・中型犬7歳以上
大型犬・超大型犬5歳以上

大型犬は小型犬に比べて老化のペースが早いため、早めにシニア用フードへの移行を検討しましょう。なお、11歳以上になると「ハイシニア」とも呼ばれ、さらなるケアが必要になります。


シニア犬の体に起きる変化

歳をとると、愛犬の体にはさまざまな変化が起きます。フード選びの前に、まずその変化を知っておきましょう。

筋肉量の低下(サルコペニア)

加齢とともに筋肉を作る力が弱まります。若い犬と同量のタンパク質を摂っても、同じように筋肉を維持できないため、良質で消化しやすいタンパク質を多めに摂ることが大切です。

消化機能の低下

消化酵素の分泌が減るため、胃腸の負担が増します。消化しやすい原材料や加工方法のフードを選ぶことが重要です。

基礎代謝の低下

成犬期と比べて基礎代謝が低下します(目安として成犬期より10〜20%程度の低下が見込まれます)。同じ量を食べ続けると太りやすくなり、肥満は関節にも大きな負担をかけます。

腎機能の衰え

腎臓への負担を減らすため、リン(ミネラルの一種)を抑えたフードが推奨されます。腎臓病がない場合、タンパク質は減らさなくてOKです。

関節の衰え

変形性関節症(関節の炎症・変形)のリスクが高まります。関節をサポートする成分を含むフードが助けになります。

口・歯のトラブル

歯周病が進行すると、固いフードを食べにくくなることがあります。食べ方の変化に気づいたらフードの硬さや粒の大きさも見直しましょう。


シニア犬に必要な栄養素

栄養素ポイント理由
タンパク質25〜30%以上、消化しやすいもの筋肉維持・免疫サポート
脂質10〜15%(やや低め)肥満予防。オメガ3脂肪酸は増やす
EPA・DHA(オメガ3脂肪酸)多めに関節・心臓・認知機能のサポート
カロリー成犬期より10〜20%減基礎代謝の低下に対応
リン低め(0.6%以下が目安)腎臓への負担を軽減
抗酸化成分ビタミンE・C・βカロテン老化・免疫力の低下に対応
グルコサミン・コンドロイチン配合フードが理想関節軟骨のサポート
DHA十分量を認知機能障害が気になるシニア犬に
食物繊維適量腸内環境・便秘のサポート
水分ウェットフードの併用もおすすめ腎臓・泌尿器のサポート

シニア犬のフードタイプ選び

ドライフード(カリカリ)

  • 歯のケアに役立つメリットがある
  • 消化しやすい小粒・柔らかめタイプを選ぶと安心
  • 保存しやすくコスパも良い

ウェットフード(パウチ・缶詰)

  • 水分が多く、腎臓・泌尿器のサポートに優れる
  • 食欲が落ちた犬も食べやすい
  • 匂いが強く食欲を引き出しやすい

ドライ+ウェットの混合給与

  • 両者のメリットを合わせられる最もバランスの良い方法
  • ウェットは量の10〜30%程度から始めてみましょう

シニアフードへの切り替えのタイミング

年齢に加え、以下のサインが出たらシニアフードへの移行を検討しましょう。

太り始めた・食欲に変化が出た・動きが鈍くなった・かかりつけ獣医師からアドバイスを受けた場合がシニアフードへの切り替えサインです。

切り替える際は1〜2週間かけて少しずつ混ぜながら移行しましょう。 急な変更は消化器トラブルの原因になります。


疾患がある場合は必ず獣医師に相談を

腎臓病・心臓病・糖尿病などの疾患がある場合、一般のシニアフードでは不十分なことがあります。かかりつけの獣医師に相談のうえ、療法食(処方食)の使用を検討してください。


まとめ:シニア犬のフード選びのポイント

💡

消化しやすい高品質タンパク質・低カロリー・EPA/DHA・低リン・グルコサミン配合フードを選び、ウェットフードを併用して水分補給をサポートしましょう。疾患がある場合は必ず獣医師へ相談してください。

愛犬が元気に長生きできるよう、シニア期の食事管理で毎日のケアをしてあげましょう。何か気になる症状があれば、早めにかかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。


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